青林書院



簡裁交通損害賠償訴訟実務マニュアル


簡裁交通損害賠償訴訟実務マニュアル
 
編・著者園部 厚 著
判 型A5判
ページ数280頁
税込価格3,456円(本体価格:3,200円)
発行年月2018年10月
ISBN978-4-417-01755-4
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■解説
●交通損害賠償請求事件の実務を網羅・詳説。
●交通事故事件の適切かつ迅速な処理に役立つ1冊。
●増加傾向にある交通損害賠償請求事件にどう対応するか。
交通事故事件に関する押さえておくべき重要な論点を整理し,
 実務のポイントを最新の 裁判例を掲げてやさしく解説。


はしがき    
 近年,自動車保険における弁護士費用補償特約の普及により,裁判所の交通損害賠償
請求訴訟事件が増加している傾向にある。従前は,請求額が余り多くない,交通事故の
損害賠償に関する紛争については,弁護士に委任すると,請求額に対して多額の弁護士
費用がかかるため,当事者の意図するような結果での紛争解決ができなくても,訴訟提
起がなされることはなかったのではないかと思われる。そのような少額の損害賠償に関
する紛争が,弁護士費用補償特約付自動車保険に加入していたことにより,訴訟提起時
になんらの負担をすることなく,弁護士を代理人として訴訟提起ができるため,少額の
損害賠償請求の訴訟事件が増加している傾向にあるようである。最近では,修理費等の
請求額が十万円に満たない物損被害の損害賠償請求事件も弁護士代理人付で訴訟提起さ
れることも珍しくない。そして,そのような交通事故における少額の損害賠償請求訴訟
事件が増加している中,そのような事件の当事者が,様々な請求・主張をし,様々な論
点が生じており,事件の審理時間も従前より長くなっており,最終的に自己の主張につ
いて妥協をすることなく,判決で終了する事件も増えているとの指摘もある。
 そして,簡易裁判所における物損事故事件においても弁護士関与事件が増加し,それ
らの事件についても,簡易迅速な審理・判決の実現という簡易裁判所の役割を果たすた
めに,物損事故訴訟の在るべき審理・判決のモデルを作成するということで,研究がな
され,司法研究報告書第67輯第1号として「簡易裁判所における交通損害賠償訴訟事件
の審理・判決に関する研究」が出された。
 そのような中,本書は,簡易裁判所における損害賠償請求訴訟事件全体についてまと
めたものとして作成されたものである。簡易裁判所の損害賠償請求訴訟事件では,人損
の損害賠償請求事件もあり,本書では,その点についての説明もしている。また,交通
損害賠償においては,保険も絡んでくるので,自賠責保険及び任意保険について,その
全体についてまとめて説明をしている。
 本書が,簡易裁判所の交通事故の損害賠償請求事件に携わる者にとって,有用のもの
となり,交通事故の損害賠償請求事件の適切かつ迅速な処理に役立つものとなれば幸い
である。
  
 平成30年9月 園部  厚 


著者紹介
  
園部 厚:東京簡易裁判所判事

■書籍内容
第1章 交通事故における保険制度
第1 自賠責保険
機ー動車損害賠償責任
1 自動車損害賠償制度
〔自動車損害賠償責任保険〔自賠責保険〕と
自動車損害賠償責任共済〔自賠責共済〕〕
2 自動車損害賠償責任―運行供用者責任
3 〈自動車損害賠償責任保険〔自賠責保険〕又は
自動車損害賠償責任共済〔自賠責共済〕〉の支払
供“鑛欷閏圈眠坦下圈佑らの自賠責保険金請求
1 被保険者〔加害者〕からの自賠責保険金の請求
〔被害者の債権者代位による自賠責保険金請求〕
2 被保険者〔加害者〕からの自賠責保険金請求権の消滅時効
⑴ 被保険者〔加害者〕からの自賠責保険金請求権の消滅時効期間
⑵ 被保険者〔加害者〕からの自賠責保険金請求権の消滅時効の起算点
掘ー賠責保険金の被害者請求
1 自賠責保険金の被害者請求
2 自賠責保険の被害者請求と自賠責保険における支払金額の算出
⑴ 自賠責保険の保険金支払における被害者の重大な過失による減額
〔自賠責保険の保険金支払における被害者の重大な過失による減額〕
⑵ 自賠責保険の保険金支払における因果関係の認定
⑶ 自賠責保険の保険金支払認定と被害者請求の時期
3 社会保険者の代位請求権と自賠責保険の被害者請求の関係
4 自賠責保険の被害者請求における損害賠償支払請求権の差押禁止
5 自賠責保険の被害者請求における遅延損害金
6 自賠責保険の被害者請求における損害賠償支払請求権の消滅時効
⑴ 自賠責保険の被害者請求における損害賠償請求権の消滅時効期間
⑵ 自賠責保険の被害者請求における損害賠償請求権の消滅時効の起算点
検ー賠責保険金の支払基準
1 自賠責保険金の支払基準
2 自賠責保険金支払基準の裁判における拘束力
后_湘篭眄度
〔[自賠責保険における]内払制度〕
1 [自賠責保険における]仮渡金請求
〔自賠責保険における仮渡金額〕
2 [自賠責保険における]仮渡金請求権の差押禁止
此ー賠責保険契約の解除等
察\府の自動車損害賠償保障事業
1 自動車損害賠償保障事業の概要・目的
2 自動車損害賠償保障事業の対象
⑴ 被害者に対する損害のてん補
ア 加害車両の保有者が不明の場合
イ 無保険車による事故の場合
ア 無保険車による事故の場合
イ 構内専用車等の一般道路上での交通事故(人身事故)の場合
ウ 〈自衛隊,在日アメリカ軍,国連軍〉の自動車による事故の場合
ウ 自動車保有者が運行供用者に該当しない場合
⑵ 保険会社等に対する補償
ア 悪意事故の場合
イ 自動車保有者に賠償責任がない場合
3 自動車損害賠償保障事業による保障内容
⑴ 他の給付等の優先
⑵ 複数の自動車による事故と自動車損害賠償保障事業に対する保険金請求
⑶ 自動車損害賠償保障事業における過失相殺
⑷ 家族間の事故と自動車損害賠償保障事業
⑸ 好意同乗と自動車損害賠償保障事業
⑹ 共同不法行為と自動車損害賠償保障事業
⑺ 自動車損害賠償保障事業による損害てん補額の支払義務の遅滞の時期
⑻ 自動車損害賠償保障事業に対する請求権の時効消滅
第2 任意自動車保険
機’ぐ媼動車保険
〔任意保険分類表〕
供〜蠎衒に対する賠償に関する補償
1 賠償責任保険
2 対人賠償責任保険
⑴ 対人賠償責任保険
⑵ 対人賠償責任保険の被保険者
⑶ 対人賠償責任保険における免責事由
⑷ 対人賠償責任保険における請求権者
⑸ 対人賠償責任保険における保険金請求権の消滅時効
3 対物賠償責任保険
⑴ 対物賠償責任保険
⑵ 対物賠償責任保険の被保険者
⑶ 対物賠償責任保険における免責事由
⑷ 対物賠償責任保険における請求権者
⑸ 対物賠償責任保険における保険金請求権の消滅時効
4 [対人・対物事故の]被害者の任意保険会社に対する損害賠償請求権
掘“鏗下埃身の損害の補償
1 傷害保険及び車両保険
2 人身傷害補償保険
⑴ 人身傷害補償保険
⑵ 人身傷害補償保険における被保険者
⑶ 人身傷害補償保険における免責事由
⑷ 人身傷害補償保険における代位
3 自損事故保険
⑴ 自損事故保険
⑵ 自損事故保険における被保険者
⑶ 自損事故保険における免責事由
⑷ 自損事故保険と代位
4 無保険車傷害保険
⑴ 無保険車傷害保険
⑵ 無保険車傷害保険における被保険者
⑶ 無保険車傷害保険における免責事由
⑷ 無保険車傷害保険における代位
5 搭乗者傷害保険
⑴ 搭乗者傷害保険
⑵ 搭乗者傷害保険における被保険者
⑶ 搭乗者傷害保険における免責事由
⑷ 搭乗者傷害保険と代位
6 車両保険
⑴ 車両保険
⑵ 車両保険における免責事由
⑶ 車両保険における代位
ア 車両保険における代位
イ 車両保険と損害賠償請求権との関係車両保険金支払における被保険者の過失と
代位の範囲
検 稜ぐ嬖欷韻砲ける]保険金の請求
1 [任意保険における]保険金請求権の発生時期
2 [任意保険における]保険金請求権の消滅時効
3 [任意保険における]被害者請求
⑴ 被害者請求制度
⑵ 被害者請求の法的性質
⑶ 被害者直接請求権者
⑷ 被害者直接請求の損害賠償額及びその意義
⑸ 被害者直接請求権者への損害賠償支払要件
⑹ 被害者直接請求権の行使制限
  
第2章 交通事故における損害及び損害賠償請求権  
第1 交通事故における損害
機‖山欧諒類
〔交通事故における損害〕
供(件損害〔物的損害,物損〕
1 修理費等
⑴ 修理費相当額の請求
〔分損〕
⑵ 物理的全損における損害
ア 物理的全損における損害額
イ 車両時価額の認定
⑶ 経済的全損における損害
ア 経済的全損における損害額
イ 車両時価額の認定
ウ 経済的全損判断のために修理費と比較すべき損害額
エ 経済的全損の主張立証責任
⑷ 車両購入諸費用等
ア 買替えのための車両購入諸費用等の損害性
イ 新たな取得車両の買替諸費用の損害性
ウ 事故車両分の諸費用の損害性
  〔事故車両の〈未経過分自動車重量税,未経過分自動車税及び未経過分軽自動車税〉
  の買替諸費用としての損害性〕
エ 事故車両の物理的・経済的全損によって損害となる買替諸費用等のまとめ
〔[事故車両の]〈物理的・経済的〉全損によって損害となる買替諸費用等〕
2 評価損〔格落損〕
⑴ 評価損〔格落損〕の定義
⑵ 評価損〔格落損〕の認定
3 代車代〔代車使用料〕
⑴ 代車代〔代車使用料〕が認められる場合
⑵ 代車料〔代車使用料〕を認める期間
⑶ 代車料〔代車使用料〕の金額
4 休車損〔休車損害〕
⑴ 休車損〔休車損害〕が認められる場合
⑵ 休車損〔休車損害〕の算出
〔休車損害算定式〕
⑶ 予備車両〔遊休車〕がある場合の休車損〔休車損害〕
5 その他の物的損害
⑴ レッカー代,事故車の保管料,修理見積費用,廃車料等
⑵ ペットの治療費等
⑶ 損害賠償請求関係費用(事故証明取得費用等)
6 財産的利益に関する慰謝料
⑴ 物損に関する慰謝料
〔物損に対する慰謝料が認められる場合〕
㋐家屋への自動車の飛込み事故
㋑自動車による墓石の損傷事故
㋒自動車事故でペットが死亡したり,死亡にも匹敵する重い傷害を負った場合
⑵ ペットに関する慰謝料
掘/与搬山押命妖損害,人損〕
1 積極的財産損害
⑴ 治療関係費
ア 治療関係費
イ むち打ち症の治療期間
ウ 症状固定後の治療費
エ 〈整骨院・鍼灸院〉等での施術費用
オ 付添費用
ア 入院付添費
イ 通院付添費
ウ 将来付添費〔将来介護費〕
〔将来付添費の計算式〕
カ 入院雑費
キ 交通費
ア 被害者本人の通院等交通費
イ 付添人交通費
2 消極的財産損害
⑴ 休業損害と逸失利益
⑵ 休業損害
ア 休業損害の計算
〔休業損害の計算式〕
イ 給与所得者の休業損害
ウ 家事従事者の休業損害
⑶ 逸失利益
ア 逸失利益
イ 後遺障害逸失利益
ア 後遺障害とは
イ 後遺障害逸失利益とは
ウ 後遺障害逸失利益の算定
a 後遺障害逸失利益の算定式
b 労働能力喪失率(労働能力低下の程度)
c 労働能力喪失期間の始期
d 労働能力算出期間の終期
⒜ 労働能力算出期間の終期
⒝ むち打ち症の後遺障害における労働能力算出期間の終期
e 労働能力喪失期間の中間利息の控除
f 後遺障害逸失利益における生活費控除
ウ 死亡逸失利益
ア 死亡逸失利益の算定式
a 死亡逸失利益の算定式
b 18歳未満の未就労者の場合の就労可能年数における中間利息控除係数
イ 基礎収入の算定
a 逸失利益算定の基礎となる収入
b 賃金センサスを用いる場合の統計年度
c 家事従事者の死亡逸失利益の基礎収入の算定
d 学生・生徒・幼児の死亡逸失利益の基礎収入の算定
e 失業者の死亡逸失利益の基礎収入の算定
ウ 年金受給者の年金の逸失利益性
エ 死亡逸失利益における生活費の控除
エ 外国人の逸失利益
3 精神的損害〔慰謝料〕
⑴ 死亡慰謝料
ア 死亡慰謝料
イ 死亡慰謝料の額
ウ 近親者固有の慰謝料
⑵ 傷害慰謝料
ア 傷害慰謝料の算出
イ 通院が長期かつ不規則である場合の傷害慰謝料
ウ むち打ち症で他覚症状がない場合の傷害慰謝料
⑶ 後遺障害〔後遺症〕慰謝料
ア 被害者本人の後遺障害〔後遺症〕慰謝料
〔被害者本人の後遺障害〔後遺症〕慰謝料額〕
イ 近親者の後遺障害〔後遺症〕慰謝料
検(杆郢糧駘
1 弁護士費用の損害性
2 弁護士費用の算出
3 弁護士費用特約付損害保険加入者における弁護士費用の損害性
后”塰々坩戮梁山嫁綵債務の遅延損害金
此‖傘彖蟷
1 損益相殺
2 損益相殺による控除の対象
⑴ 損益相殺による控除の対象となるもの
ア 加害者による損害金の弁済
イ 自賠責保険金
ウ 任意保険金
ア 加害者締結任意保険契約に基づく任意保険会社支払の保険金
  (対人賠償保険金,対物賠償保険金)
イ 被害者締結任意保険契約に基づく任意保険会社支払保険金
  (人身傷害補償保険金,無保険車傷害返金,車両保険金(保険25条))
エ 労災保険金
オ 国民年金(遺族基礎年金,障害基礎年金(国年金22条)),厚生年金
  (遺族厚生年金,障害厚生年金(厚年金40条))
カ 健康保険による給付
キ その他
⑵ 損益相殺による控除の対象とならないもの
ア 加害者が支払った見舞金,香典
イ 労災保険金のうちの特別支給金等
ウ 任意保険における搭乗者傷害保険金,自損事故保険金
エ 生命保険金,生命保険金に付加された傷害給付金・入院給付金
オ その他
3 損益相殺による損害額の算定
⑴ 損益相殺控除の対象(損害金の遅延損害金と元本への充当)
ア 加害者による弁済
イ 自賠責保険金
ウ 任意保険金
エ 労災保険金,国民年金,厚生年金
⑵ 損益相殺控除と過失相殺の先後
〔国民年金・厚生年金の支払による損害の損益相殺控除と過失相殺の先後〕
察”塰々坩戮梁山桶曚侶彁
〔不法行為による損害額の計算式〕
第2 交通事故における損害賠償請求権
機仝鯆婿故における損害賠償請求権〔[交通事故における]損害賠償請求権の個数〕
1 [交通事故における]人的損害の損害賠償請求権の個数
2 [交通事故における]物的損害の損害賠償請求権の個数
供仝鯆婿故における損害賠償請求の当事者
1 修理費相当額の損害賠償請求権者
⑴ 所有者による修理費相当額の損害賠償請求の原則
⑵ 使用者による修理費相当額の損害賠償請求
ア 使用者による修理費相当額の損害賠償請求
イ 使用者が修理をして修理費を支払った後の損害賠償請求
ウ 使用者が修理をせず修理費を支払っていない場合の損害賠償請求
ア 使用者が修理をせず修理費を支払っていない場合の損害賠償請求
イ 所有権留保特約付売買の買主の修理費相当額の損害賠償請求
ウ リース契約のユーザーの修理費相当額の損害賠償請求
エ 使用者が所有者から修理費相当額の損害賠償請求権を譲り受けた場合
エ 事故車両が全損の場合
2 代車料の損害賠償請求権者
3 評価損の損害賠償請求権者
  

第3章 交通事故における損害賠償請求の訴訟手続
第1 交通事故による損害賠償請求事件の管轄
機〇物管轄第一審裁判所
1 通常訴訟の事物管轄―通常訴訟の第一審裁判所
2 少額訴訟の事物管轄
供‥效牢紐
1 被告の普通裁判籍所在地を管轄する裁判所
2 義務履行地を管轄する裁判所
3 不法行為地を管轄する裁判所
4 業務に関する訴えの事務所・営業所を管轄する裁判所への訴え提起
第2 不法行為に基づく損害賠償請求事件における当事者の主張立証
機”塰々坩戮亡陲鼎損害賠償請求
1 一般不法行為に基づく損害賠償請求の請求原因(民709条)
⑴ 一般不法行為に基づく損害賠償請求の請求原因
⑵ 過失について
ア 過失とは
イ 過失の主張立証責任
ウ 交通事故における過失の主張立証
エ 信頼の原則
⑶ 損害額の主張立証責任
2 一般不法行為に基づく損害賠償請求における抗弁等
⑴ 違法性阻却事由の抗弁
⑵ 責任阻却事由の抗弁等
ア 責任能力欠如の抗弁(民712条)
イ 精神障害の抗弁等(民713条)
ア 精神障害の抗弁(民713条本文)
イ 故意過失によって一時的心神喪失に陥ったことの再抗弁(民713条但書)
⑶ 過失の評価障害事実の抗弁
⑷ 被害者の過失相殺の抗弁(民722条2項)
ア 被害者の過失相殺の抗弁
〔被告側の過失相殺の理由の判決への記載〕
イ 被害者の過失の意義
ア 過失相殺における過失
イ 過失相殺能力
ウ 過失相殺の方法
〔過失相殺における相対説及び絶対説による過失割合の計算例〕
ウ 被害者側の過失
ア 被害者側の過失
イ [被害者と]身分上・生活関係上一体をなす関係にある者の被害者側の過失
  としての相殺
ウ [被害者使用者と]被用者の関係にある運転者の過失の被害者側の過失と
  しての相殺
エ 被害者側の過失の主張立証
エ [後遺障害における]被害者の身体的素因・心因的素因
㋐〔被害者の身体的素因と損害賠償額の算定〕
㋑〔被害者の心因的要因と損害賠償額の算定〕
㋒〔被害者の身体的特徴と損害賠償額の算定〕
オ [運転者の]好意同乗者に対する賠償責任の制限
カ 一部請求と過失相殺
〔一部請求における過失相殺計算例〕
⑸ 消滅時効・除斥期間の抗弁(民724条)等
ア 消滅時効の抗弁(民724条前段)
ア 消滅時効の抗弁の要件事実
イ 消滅時効の起算日
イ 時効中断の再抗弁
ア 一部請求と〈時効中断・既判力〉
イ 示談交渉と時効中断
ウ 除斥期間の抗弁(民724条後段)
供\嫻ぬ鞠塾麓圓隆篤勅埓嫻い亡陲鼎損害賠償請求
1 民法714条に基づく責任無能力者の監督者責任に基づく損害賠償請求
⑴ [民法714条に基づく]責任無能力者の監督者責任に基づく損害賠償請求の請求原因
⑵ [民法714条に基づく]責任無能力者の監督者責任に基づく損害賠償請求における
             抗弁
ア 責任無能力者の行為に正当防衛等の違法性阻却事由があること
イ [被告]監督者が監督義務を怠らなかったこと(民714条1項但書前段)
ウ 監督義務違反と損害の発生との因果関係の不存在(民714条1項但書後段)
2 民法709条に基づく責任無能力者の監督者に対する損害賠償請求
㋐〔監督者の民法709条の責任を否定した事例〕
㋑〔監督者の民法709条の責任を肯定した事例〕
掘〇藩兌堙の責任に基づく損害賠償請求
1 被用者が第三者に加えた損害についての使用者の損害賠償責任
〔代表者の第三者に加えた損害についての株式会社の損害賠償責任〕
2 使用者等の責任に基づく損害賠償請求の請求原因
⑴ 使用者等の責任に基づく損害賠償請求の請求原因
㋐〔被害者たる被用者の民法715条の第三者性,民法715条の損害賠償義務を負担する
  使用者による相殺〕
㋑〔使用者法人代表者の民法715条2項の代理監督者該当性〕
⑵ 実質的な指揮監督関係
⑶ 職務執行関連性外形理論,外形標準説
㋐〔禁止された自動車の使用による事故と職務関連性〕
 牟愡澆気譴寝饉匳衢の自動車の私用での使用による事故と職務関連性〕
◆面菊呂亮家用車の出張への使用による事故と職務関連性〕
㋑〔暴力行為と職務関連性〕
 鵡事従事中の傷害と職務関連性〕
◆冥仭庵罎僚害と職務関連性〕
3 使用者等の責任に基づく損害賠償請求における抗弁
⑴ 被用者の損害賠償債務の発生障害・消滅事由の抗弁
⑵ 選任監督上注意義務の履行として相当と判断される行為履行の抗弁
  (民715条1項但書前段)
⑶ 選任監督義務違反と損害との間の因果関係の不存在の抗弁(民715条1項但書後段)
⑷ 不法行為前の指揮監督関係消滅の抗弁
⑸ 加害行為が職務権限内において適法に行われたものでないことの原告の
  悪意・重過失の抗弁
⑹ 消滅時効等の抗弁(民724条)
4 使用者の損害賠償債務と被用者の損害賠償債務の関係
⑴ 被用者の損害賠償債務と使用者の損害賠償債務の不真正連帯債務
⑵ 使用者から被用者への求償等
  〔使用者の被用者に対する求償・賠償の制限〕
⑶ 被用者から使用者への求償
検ゞζ栄塰々坩戮亡陲鼎損害賠償請求
1 民法719条1項の共同不法行為における連帯責任の意義
  〔共同不法行為者の一人との訴訟上の和解での債務免除と他の共同不法行為者に
  対する効力〕
2 民法719条1項前段の共同不法行為に基づく損害賠償請求の請求原因
3 民法719条1項後段の共同不法行為に基づく損害賠償請求の請求原因
⑴ 民法719条1項後段の共同不法行為とは
⑵ 民法719条1項後段の共同不法行為に基づく損害賠償請求の請求原因
  〔加害者不明型〕〔損害一体型〕
⑶ 民法719条1項前段の共同不法行為と同項後段の共同不法行為の区別
4 共同不法行為に基づく損害賠償請求における抗弁等………………131
⑴ 民法719条1項前段の共同不法行為に基づく損害賠償請求における抗弁について
⑵ 民法719条1項後段の共同不法行為に基づく損害賠償請求における抗弁
⑶ 共同不法行為に基づく損害賠償請求における被害者側の過失相殺の抗弁
ア 共同不法行為における過失相殺の問題の所在
イ 共同不法行為における過失相殺の方法
ウ 絶対的過失相殺と相対的過失相殺の振分け
〔〈絶対的過失相殺及び相対的過失相殺〉の方法による共同不法行為者間の
  損害賠償額の算出〕
⑷ 賠償すべき損害額が異なるときの共同不法行為者の損害の一部支払…134
5 共同不法行為者間の求償
⑴ [共同不法行為者の自己の負担部分を超えて弁済した場合の]他の共同不法
  行為者への求償〔共同不法行為者の他の共同不法行為者への求償の例〕
⑵ 共同不法行為者間の求償と自賠責保険
⑶ 一部の共同不法行為者と被害者との間の和解の効力
⑷ 他の共同不法行為者への求償請求の遅延損害金
⑸ 他の共同不法行為者への求償請求権の消滅時効期間
6 共同不法行為者の使用者への求償
后 ̄森垓〕兌埓嫻い亡陲鼎損害賠償請求
1 運行供用者
⑴ 運行供用者の意義
⑵ 運行供用者該当性
ア [自動車の]〈所有者及び借用者〉の運行供用者該当性
  〔使用貸借の貸主の運行供用者性〕
イ 使用者(雇用主)の運行供用者該当性
ア 被用者の無断運転の場合の運行供用者該当性
イ 被用者のマイカーによる事故における運行供用者該当性
ウ 注文主・元請人の運行供用者該当性
エ 親族による無断運転の場合の運行供用者該当性
オ 泥棒運転の場合の運行供用者該当性
カ 所有権留保権者の運行供用者該当性
キ レンタカーの場合の運行供用者該当性
ク リース業者の運行供用者該当性
⑶ [被害者の]他人性
ア 他人性の意義「運行供用者」,「運転手」及び「運転補助者」以外の者
イ 同乗者の他人性
ウ 同乗者親族の他人性
  〔任意保険の対人賠償責任保険における配偶者等被害者の免責と自賠責保険
  における親族の他人性〕
エ 運転者の資格と他人性
オ 共同運行供用者の他人性
  〔運転代行業者の保有者性,[運転代行業者への運転依頼による同乗中の事故
  による負傷した場合の]
  自動車使用権者の運転代行業者に対する他人性〕
2 運行供用者責任に基づく損害賠償請求の請求原因
3 運行供用者責任に基づく損害賠償請求における抗弁等
⑴ 運行供用者の地位の発生障害・喪失事由
⑵ 他人性の欠如
ア 他人性欠如の抗弁・再抗弁
イ 他人性該当性運行供用者・運転者を除いた者
⑶ 自動車損害賠償保障法3条但書による免責
⑷ 一般不法行為に基づく損害賠償請求における抗弁
此(欷渦饉劼紡个垢詒鏗下埓禅畫幣
1 自賠責保険会社に対する被害者請求
⑴ 自賠責保険会社に対する被害者請求
⑵ 自賠責保険会社に対する被害者請求と弁護士費用
⑶ 自賠責保険の被害者請求における遅延損害金
⑷ 自賠責保険の被害者請求における損害賠償額の算定
〔自賠責保険支払基準の裁判における拘束力〕
2 [被害者の]任意保険の直接請求
⑴ [被害者の]任意保険の直接請求権
⑵ [被害者の]任意保険の直接請求の訴訟物,請求の趣旨・認容判決主文
〔任意保険会社に対する被害者の直接請求の請求の趣旨・認容判決主文〕
⑶ [被害者の]任意保険の直接請求の請求原因
⑷ [被害者の]任意保険の直接請求における抗弁
察(欷餌絨未砲茲詆塰々坩戮亡陲鼎損害賠償請求訴訟
1 保険代位による不法行為に基づく損害賠償請求権の行使
⑴ 保険代位による不法行為に基づく損害賠償請求権の取得
⑵ 人身傷害補償保険における不法行為に基づく損害賠償請求権の代位
ア 人身傷害補償保険における代位
イ 人身傷害補償保険と損害賠償請求権との関係人身傷害補償保険金支払における
  被害者側の過失と代位の範囲
  〔人身傷害補償保険金(人傷保険金)の支払と保険会社の保険代位との関係に
  おける各説の考え方〕
 命与判害補償保険の保険代位の範囲の計算を損害項目ごとに行うか損害総額で
  行うか〕
◆命与判害補償保険の保険代位における損害金元本に対する遅延損害金の支払請
  求権の代位取得の有無〕
〔人身傷害補償保険の保険代位において人身傷害補償保険金を支払った保険会社が
  代位取得した損害賠償請求権の消滅時効の起算点〕〔無保険車傷害保険と
  損害賠償請求権との関係――無保険車傷害保険金支払における被害者側の過失
  と代位の範囲〕
⑶ 車両保険における不法行為に基づく損害賠償請求権の代位
ア 車両保険における代位
イ 車両保険と損害賠償請求権との関係
ア 車両保険金支払における被保険者の過失と代位の範囲
イ 車両保険に免責特約が付されている場合の車両保険金支払による代位の範囲
ウ 車両保険に代車損害の特約が付されていない場合の車両保険金支払による
  代位の範囲
⑷ 保険代位による求償金請求と弁護士費用
⑸ 保険代位における不法行為に基づく損害賠償請求権の遅延損害金
2 保険代位による不法行為に基づく損害賠償請求の請求原因
3 保険代位による不法行為に基づく損害賠償請求における抗弁等
⑴ 保険代位による不法行為に基づく損害賠償請求権に関する抗弁等
⑵ 保険代位による不法行為に基づく損害賠償請求権の消滅時効の抗弁
第3 不法行為に基づく損害賠償請求訴訟における審理
機/獲の進め方
1 訴状の記載〔請求原因の記載〕,訴状等の提出
2 訴訟代理人
3 証拠の収集
⑴ 証拠の提出
⑵ 物損事故における基本的証拠の提出
〔物損交通事故訴訟における基本書証〕
〔交通損害賠償事件の進行について(原告用)〕
〔交通損害賠償事件の進行について(被告用)〕
〔事務連絡(証拠書類について)〕
⑶ 人損事故における基本的証拠
⑷ 被告側の請求
⑸ 和解勧告
〔書面による和解案〕
⑹ 人証調べの有無
ア 事実関係についての争いの有無
イ 事実に争いがあるがその事実が当事者の過失又は過失割合の判断に影響しない場合
ウ 当事者の過失又は過失割合の判断に影響を及ぼす事実に争いがある場合
4 司法委員の活用
⑴ 司法委員制度
⑵ 司法委員の活用
⑶ 交通損害賠償訴訟事件での司法委員の活用
⑷ 司法委員の指定
⑸ 司法委員との評議
供〜菘誓依
1 交通事故による損害賠償請求における争点
2 責任に関する争点〔当事者の過失及び過失割合〕
⑴ 当事者の過失及び過失割合についての争点整理
⑵ 当事者の過失についての具体的争点整理
⑶ 過失割合の判断
3 損害に関する争点
掘〇実認定
1 事故態様の認定
2 当事者等の供述による事故態様の認定
⑴ 当事者等の供述の信用性の動かしがたい事実との整合性による判断
⑵ 事故現場の道路状況及び車の損傷状況との整合性による供述の信用性の判断
  〔車の損傷状況からの事故態様等の推認〕
⑶ 事故現場の道路状況及び車の損傷状況以外の動かしがたい事実との整合性による
  供述の信用性の判断
⑷ 動かしがたい事実との整合性による供述の信用性の判断ができない場合
3 当事者が主張した事実と異なる事実の認定
第4 不法行為に基づく損害賠償請求訴訟の終了
機]臓 _
1 不法行為により生じた債権を受働債権とする相殺の禁止(民509条)相殺契約
2 [交通損害賠償請求事件の]和解における弁護士費用・遅延損害金の取扱い
3 交通事故に基づく損害賠償請求事件における基本和解条項
〔交通事故における損害賠償請求事件における一括支払の基本和解条項 
〔交通事故における損害賠償請求事件における一括支払の基本和解条項◆
〔交通事故における損害賠償請求事件における分割払の基本和解条項 
〔交通事故における損害賠償請求事件における分割払の基本和解条項◆
4 双方の交通事故による損害賠償債権の当事者が異なる場合の差額支払和解条項
〔双方の交通事故による損害賠償債権の当事者が異なる場合の差額支払和解条項〕
5 双方の交通事故による損害相殺後の基本和解条項〔双方の交通事故による損害
 相殺後の基本和解条項〕
(一括払の基本和解条項)
(分割払の基本和解条項)
6 交通事故による人損の損害請求における和解
⑴ 被害者の自賠責保険の直接請求の和解条項〔被害者の自賠責保険の直接請求の
  和解条項〕
⑵ 後遺症損害の除外の和解条項〔後遺症損害の除外の和解条項〕
供“宗 〃
1 民事訴訟法280条による簡易裁判所判決書の記載事項
2 簡易裁判所判決書の記載事項
⑴ 簡易裁判所判決書の基本的記載様式
⑵ 請求の記載
⑶ 略語の記載
  〔簡略な略語の記載例〕
  〔ある言葉がその略語になることが明確にわかるようなものでなく,略語の表示を
  当事者の表示からするような場合の略語の記載例〕
⑷ 「事案の概要」欄の冒頭
〔事案の概要欄冒頭の請求(訴訟物)を特定する事項の記載例〕
⑸ 前提事実等
ア 交通事故が発生した日時
イ 交通事故が発生した場所
ウ 事故車の表示
エ 事故態様
オ その他
ア 車の損傷状況
イ 被告の過失
ウ 損  害
⑹ 争  点
⑺ 争点に対する判断又は当裁判所の判断
ア 争点に対する判断等の記載内容
イ 認定事実としての事故態様の記載
ウ 反対証拠の排斥理由の記載
エ 認定した過失の記載
オ 過失割合の記載
カ 結論の記載
〔全部認容の場合の結論の記載〕
〔一部認容の場合の結論の記載〕
 閉名錣両豺隋
◆碧楞福θ秦覆ある場合)
(原告が複数の場合)(被害者と損害の保険代位による保険会社が原告となった場合)
〔請求棄却の場合の結論の記載〕
⑻ 前記基準が当てはまらない事件事故発生自体が認められない請求棄却事例等
⑼ 判決記載例
〔事例1〕「事故態様,原告の過失及び過失割合」及び「原告車評価損」が争点と
      なった事例(請求一部認容)
〔事例2〕「原告車の損害の発生及びその額」及び「原告の精神的損害の発生」が
      争点となった事例(請求一部認容)
  
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