青林書院



交通損害関係訴訟〔補訂版〕


リーガル・プログレッシブ


交通損害関係訴訟〔補訂版〕
 
◆増加する民事交通訴訟の実際を理解するための必読書!
編・著者佐久間邦夫・八木一洋 編
判 型A5判
ページ数464頁
税込価格4,536円(本体価格:4,200円)
発行年月2013年07月
ISBN978-4-417-01601-4
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■解説
◆東京地裁交通部の裁判官が裁判の流れと問題点を実務の
 観点から詳解して好評を博した初版を,最近の法令改正
 や裁判例の動向等を踏まえて補訂!
◆第吃瑤枠鏗下垉澪兩度・主要規定等の基礎的事項を整
 理し,第局瑤亙響萠犒燭瓦箸貿綵額を導くまでの検討
 過程に従って「立証に必要な証拠」を具体的に紹介!
 実務処理上のポイントを明らかにする!

 

■書籍内容
■編集者
  佐久間 邦夫:東京高等裁判所判事
  八 木 一洋:東京地方裁判所判事

 「初版」執筆者

  浦上 薫史:熊本家庭裁判所八代支部判事補(特例)
  鈴木 祐治:福島地方・家庭裁判所相馬支部判事補
  湯川 浩昭:旭川地方裁判所判事
  中辻 雄一朗:東京地方裁判所判事
  小林 邦夫:大分地方・家庭裁判所中津支部判事
  浅岡 千香子:名古屋高等裁判所金沢支部判事
  中園 浩一郎:福岡高等裁判所判事
  齊藤  顕:青森地方裁判所八戸支部判事

  (「初版」執筆者は執筆順に掲載。肩書きは執筆当時)

 ■「補訂版」補筆者
  阿部 潤:東京地方裁判所判事

■目 次
第吃堯〜輜
 第1章 交通事故訴訟の手続の概要
  機仝鯆婿故をめぐる制度の概要
  供仝鯆婿故をめぐる保険等の概要
   1.モデルケースから生じ得る法律関係
   2.保険制度
   (1)自動車損害賠償責任保険又は自動車損害賠償責任共済
   (2)自家用自動車総合保険(いわゆる任意保険)
   (3) 主な公的給付 
  掘仝鯆婿故をめぐる手続(1)
  検仝鯆婿故をめぐる手続(2)
   ――示談,調停,交通事故相談機関
  后〔瓜訴訟事件としての交通事件
   1.訴状提出から第1回口頭弁論期日まで
   (1) 訴えの態様――どのような訴えを提起するか
   (2) 事物管轄・土地管轄――どの裁判所に訴えを提起するか
   (3) 訴えの提起前に行われることが望ましい事項
   (4) 訴状の記載事項――訴状に何を記載すべきか
   (5) 訴え提起後の裁判所からの事前照会
   ――事前交渉に関する事情等の情報提供
   (6) 答弁書記載事項
   2.第1回口頭弁論期日以降――当事者の主張及び立証
   (1) 交通事件における主な争点等
   (2) 書  証
   (3) 文書送付の嘱託
   (4) 調査の嘱託
   (5) 鑑定・鑑定の嘱託
   3.調停の活用
   4.和解による柔軟な解決
 第2章 交通事故に関する民事責任論の概要
  機,呂犬瓩
  供〔泳‐紊良塰々坩拈嫻
   1.一般不法行為責任(民709条)
   (1) 概  説
   (2) 過失責任主義
   (3) 過失の内容
   (4) 過失の主張・立証責任の分配――過失の要件事実
   (5) 交通事件における過失の具体的な主張・立証の在り方
   (6) 信頼の原則
   (7) 故  意
   (8) 違法性阻却事由
   (9) 責任阻却事由
   2.責任無能力者等の監督者の責任
   (1) 民法714条の規定に基づく責任
   (2) 民法709条の規定に基づく監督者の責任
   (3) 監督者のその他の責任
   3.使用者責任(民715条)
   4.土地工作物責任(民717条)
  掘ー賠法3条本文の規定に基づく自動車損害賠償責任
   (いわゆる運行供用者責任)
   1.自賠法の趣旨・目的
   2.運行供用者性
   (1) 運行供用者と「保有者」
   (2) 「運行供用者」の意義――「運行支配」・「運行利益」
   (3) 主張・立証責任の所在等
   (4) 運行供用者に当たるか否かが問題とされる主なケース
   3.運行起因性
   (1) 「運行」の意義
   (2) 運行「によって」(運行起因性)
   (3) 駐停車中の事故
   (4) 自力によらない走行中の事故
   (5) 積載物に関する事故
   (6) 非接触事故
   4.他 人 性
   (1) 「他人」の意義(一般論)
   (2) 請求者が運行供用者に当たる場合
   5.損  害
   6.免  責
  検,宗,痢‖
   1.国家賠償法上の営造物責任
   2.製造物責任法上の責任
第局堯ヽ届澄宗塾犒進命獲の特色
 第1章 死亡事案
  機,呂犬瓩
  供〇猖柑案における積極損害――葬儀費用等
   1.葬儀費用等
   2.葬儀等に関係しない費用の支出
   3.賠償請求権者
  掘〇猖瓦砲茲覦鐚才益
   1.算定方法
   2.基礎収入
   (1) 給与所得者
   (2) 事業所得者(自営業者,自由業者,農林水産業者など)
   (3) 会社役員 
   (4) 家事従事者
   (5) 失 業 者
   (6) 学生,生徒,幼児等
   (7) 高齢者,年金受給者等
   (8) 外 国 人
   3.生活費控除
   (1) 養 育 費
   (2) てん補済みの扶養利益
   (3) 所得税等の税金額の控除
   4.就労可能年数
   5.中間利息控除
   (1) 控除に係る利息の割合
   (2) 控除の方式
   6.死亡による逸失利益と定期金賠償
   7.扶養利益の喪失
  検〇猖完崋嬶
   1.基  準
   (1) 原  則
   (2) 高齢者の場合
   2.増額事由
   (1) 加害者の過失が重大であったり事故態様が悪質な場合
   (2) 加害者の事故後の態度が著しく不誠実な場合
  后ゞ畤銅坩崋嬶
   1.近親者の範囲
   2.基 準 額
  此_畆坐蟷ε
   1.過失相殺率等の認定判断の基準
   2.被害者側の過失
   3.好意同乗(無償同乗)
   4.一部請求の場合における過失相殺の取扱い
  察‖傘彖蟷ε
   1.控除の対象となる給付等
   (1) 控除するものの例
   (2) 控除しないものの例
   2.控除される損害の項目
   3.未支給の給付等を控除する時的限界
   4.控除が認められる人的範囲に制限がある場合
   5.立証上の留意点
   6.控除の順番(過失相殺との先後関係
   (1) 労災保険等
   (2) 健康保険,国民健康保険 
   (3) 国民年金,厚生年金,共済年金
   7.保険代位の範囲に関する問題
    ――人身傷害補償保険と過失相殺
   (1) 問題の所在
   (2) 裁 判 例
   8.共同不法行為の場合における損害のてん補
  次(杆郢糧駘
   1.弁護士費用請求の可否とその性質
   2.弁護士費用の金額
   (1) 一 般 論
   (2) 具体的計算
  宗|抉簑山俺
   1.起算日と割合
   2.既払金の充当と遅延損害金
 第2章 後遺障害事案
  機,呂犬瓩
  供ーN堵顱ι嫖佐埜酥
   1.治 療 費
   (1) 一 般 論
   (2) 必要性・相当性の有無が問題となる「治療費(治療行為)」
   2.入通院に伴い支出する費用
   (1) 入院雑費 
   (2) 入院付添費・通院付添費
   (3) (被害者)通院交通費・付添人交通費
   (4) 医師謝礼 
   (5) 学生・生徒・幼児等の学習費・保育費・通学付添費
   3.その他(帰国費用等)
  掘ゝ拔搬山
   1.算定方法
   2.基礎収入
   (1) 給与所得者
   (2) 事業所得者
   (3) 会社役員 
   (4) 家事従事者
   (5) 失 業 者
   (6) 学生,生徒,幼児等
   (7) 高齢者,年金受給者等
   (8) 外 国 人
   3.休業日数
   4.被害者が退職したり,解雇されたりした場合
  検仝絨箴祿欧砲茲覦鐚才益
   1.算定方法
   2.基礎収入
   (1) 基本的な考え方
   (2) 被害者に事故後も減収がない場合
   3.労働能力喪失率
   4.問題となる症状
   (1) PTSD(〔心的〕外傷後ストレス障害)
   (2) RSD(反射性交感神経性ジストロフィー)
   (3) 高次脳機能障害
   (4) 低髄液圧症候群
   (5) 外貌醜状
   (6) 腸骨採取による骨盤骨変形
   (7) 歯牙障害
   (8) 脾臓障害
   (9) 脊柱変形
   (10) 嗅覚,味覚障害
   (11) 鎖骨変形
   (12) 腓骨の偽関節
   (13) 下肢短縮
   (14) 脊髄損傷
   5.労働能力喪失期間
   (1) 一 般 論
   (2)被害者が症状固定後口頭弁論終結前に当該交通事故とは別の原因
      によって死亡した場合の逸失利益の算定 
   6.中間利息控除
   7.重度後遺障害と生活費控除
   8.加重障害の場合
   9.後遺障害による逸失利益と定期金賠償
  后‐来要する費用
   1.将来付添費(介護費)
   (1) 意  義 
   (2) 介護の必要性 
   (3) 介護の期間 
   (4) 将来における介護態勢の変更 
   (5) 将来付添費の算定方法
   (6) 公的扶助及び公的サービスとの関係
   (7) 立証の在り方
   2.将来の治療関係費
   (1) 将来の治療費
   (2) 将来の通院交通費
   (3) 将来の雑費
   3.家屋改造費等
   (1) 一 般 論 
   (2) 家族の利便性向上による利益の享受の考慮の可否 
   4.定期的に交換することが必要となる物品(自動車改造,車いす,
     補助器具等)の費用
   (1) 自動車等改造費 
   (2) 装具・器具等購入費
   5.被害者が症状の固定後に死亡した場合における死亡後の期間に係る
     付添費等の取扱い
   6.将来付添費等と定期金賠償
  此^屐ー奸[
   1.基  準
   (1) 傷害慰謝料
   (2) 後遺障害慰謝料 
   2.増額事由
   3.近親者慰謝料
  察_畆坐蟷Αα念減額
   1.はじめに
   2.身体的素因
   (1) 判例の考え方
   (2) 実務上の取扱い
   3.心因的要因
   (1) 判例の考え方
   (2) 実務上の取扱い
  次‖傘彖蟷ε
   1.控除するものの例(各種社会保険給付等)
   (1) 各種社会保険給付 
   (2) そ の 他 
   2.控除しないものの例
   (1) 見舞金等 
   (2) 労災保険法による特別支給金等
   (3) 定額保険等 
   (4) 公的給付等
  宗‐談濃効
   1.消滅時効の起算点
   (1) 認識主体(被害者等) 
   (2) 加害者を知った時 
   (3) 損害を知った時 
   2.時効の中断
   (1) いわゆる自賠責保険金の支払
   (2) 任意保険会社からの支払
   (3) 示談交渉
   3.一部請求の場合
   4.除斥期間(民724条後段)
   (1) 民法724条後段の趣旨等
   (2) 除斥期間の起算点 
   (3) 民法158条の類推適用の可否 
 第3章 物損事故事案
  機,呂犬瓩
  供ー嵶沼山
  1.修 理 費
   2.買替差額
   (1) 買替差額が認められる場合
   (2) 経済的全損
   3.買替諸費用
  掘‖紂ー屐[
   1.意  義
   2.代車の必要性
   3.代車の車種・グレード
   4.代車の使用期間
  検ゝ戞ー屐‖
   1.意  義
   2.遊休車の有無
   3.営業収入の減少
   4.休車損の算定
  后”勝_繊‖
   1.意  義
   2.技術上の評価損
   3.取引上の評価損
   4.評価損の算定
  此(損に関連する慰謝料
 第4章 共同不法行為事案
  機,呂犬瓩
  供ゞζ栄塰々坩戮亡悗垢覽掴世両況
   1.共同不法行為の成否を論ずる意義
    (主として効果面から)
   (1) 加害者の連帯責任
   (2) (不法行為一般の法理としての)寄与度減責の主張の排除 
   (3) 個別的因果関係の立証負担の緩和 
   2.民法719条1項前段と後段の関係
   (1) 各規定の適用に関する典型例 
   (2) 各規定の相違のポイント
   3.民法719条1項の規定の要件事実の整理
   (1) 民法719条1項前段について
   (2) 民法719条1項後段について(その1:加害者不明型)
   (3) 民法719条1項後段について(その2:損害一体型)
   4.共同不法行為の成立が肯定される場合における抗弁の整理
   (1) 因果関係の不存在の抗弁
   (2) 寄与度減責の抗弁 
   (3) 過失相殺の抗弁 
  掘(数の車両が関与した交通事故について
   1.複数の車両が関与した交通事故の主な類型
   (1) 同時事故 
   (2) 異時事故 
   2.同時事故における主張・立証の在り方
   3.異時事故における主張・立証の在り方
   (1) 同時事故と同視し得る場合 
   (2) 加害者不明型に当たる場合 
   (3) 損害一体型に当たる場合 
  検仝鯆婿故と医療事故が競合した場合
   1.医療機関の責任について
   2.交通事故加害者の責任について
   (1)交通事故によって放置していれば死亡に至る傷害を受けた被害者が適
      切な診療を受けていれば死亡を免れたはずであるのに医療機関の過誤
      によりこれを受けられなかったため死亡した場合 
   (2)交通事故によって被害者が必ずしも死亡に至る程度の傷害を受けなか
      ったにもかかわらず,医療事故により死亡するに至ったなど,医療事
      故によって症状が増悪した場合 
  后ゞζ栄塰々坩拏坿屬砲ける求償事案
   1.求償の可否
   2.求償割合
   3.損害賠償債務の一部の履行があった場合等の取扱い
   4.求償請求における要件事実の整理
   5.求償権に関連するその他の問題

 書式例
  ■書式例1 交通事故証明書の見本 
  ■書式例2 自動車損害賠償責任保険支払請求書
  ■書式例3 自動車損害賠償保障事業への損害のてん補請求書
  ■書式例4 診 断 書 
  ■書式例5 自動車損害賠償責任保険・共済 診療報酬明細書(入院)
  ■書式例6 自動車損害賠償責任保険・共済 診療報酬明細書(入院外)
  ■書式例7 後遺障害等級認定票 
  ■書式例8 自動車損害賠償責任保険後遺障害診断書
  ■書式例9 休業損害証明書 
  ■書式例10 通院交通費明細書 
  ■書式例11 訴訟進行に関する照会書

 資料
  ■資料1 自動車損害賠償保障法施行令(抄)
  ■資料2 自動車損害賠償責任保険の保険金等及び自動車損害賠償責任共済の
       共済金等の支払基準 
  ■資料3 労働能力喪失率表 
  ■資料4 障害等級認定基準(抄) 
  ■資料5 神経系統の機能又は精神の障害に関する障害等級認定基準について 
  ■資料6 せき柱及びその他の体幹骨,上肢並びに下肢の障害に関する障害等
       級認定基準について 
  ■資料7 胸腹部臓器の障害に関する障害等級認定基準 
  ■資料8 外貌の醜状障害に関する障害等級認定基準 
  ■資料9 脳外傷による高次脳機能障害相談マニュアル

 事項索引
 判例索引

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